【インタビュー】郡山の文学館の活動~こおりやま文学の森資料館 新館長に聞く

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スタッフはある種のバランス感をもって、今まで14年間やってきたということではないかと思っています。

こおりやま文学の森資料館・伊藤幸夫館長。

こおりやま文学の森資料館・伊藤幸夫館長。

 

いいべ!:14年間運営されてきたなかで、スタッフの方が試行錯誤してきたこと等、館長はなにかお聞きになってますか?

館長:私はこの4月からなので、それまでの変遷を見て感じているんですが、郡山ゆかりの文学者を取り扱う文学館としての色を出すのも大事なんですが、それだけではやはり、来館していただく方を拡大するのは難しいので、例えば今年は8月に、いわむらかずおという絵本作家の特別企画展をやったりしています。言ってしまえば彼は郡山に特にゆかりのない作家ですけど、いま人気のある作家ということで、特別企画展という形でピックアップしました。そういうある種のバランス感をもって、今までやってきたということではないかと思っています。

いいべ!:来場される方はどういった年齢層の方が多いのでしょうか?

館長:60~70代の方が多いですね。では若い方は来ないのかというと、そういうことではなくて。今年のいわむらかずおさんもそうですけど、去年は佐野洋子さん、工藤直子さんとか…子どもがよく読む本、子どもに人気の高い作家さんの展示をすると、若い方もたくさんいらっしゃいます。なので企画によって、ということですね。まあ、日常的には60代、70代の方が多いです。

企画展のほかには、俳句や短歌などの文学講座もやっています。講師の方に来ていただいて開催するんですが、そういったものもやはり、60代、70代の方の参加が多いです。日程は平日、土日まちまちですけど、比較的時間に余裕があるというか、いろいろな教養を身に着けたいと思われている方が、60代以上の方に多いのではと思います。現役で仕事をされている方はなかなか忙しいでしょうし。

 

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館長:若い層の方に来ていただく講座をやるというのも重要で、今年新しくはじめたのが、夏休み期間を利用して行う「小学生のための読書感想文講座」、あと「中学生のための詩の創作講座」でした。子どもたちもいろいろ忙しいので、夏休みに講座を開くとしていつ頃にやればいいのか?あとはどういった内容がいいのか?ということはまさに、これから続けていくにあたって試行錯誤するところです。そういう世代の方々にも、ここに足を運んでいただけるような事業をこれから試みていきたく思っています。